うたふだのこと
競技かるたの楽しさ
一音で、手が動く。
むらさめのつゆもまだひぬまきのはに
「む」と聞こえたら、取る札はもう一枚に決まっています。
読み手が上の句を詠みはじめる。
最初の一音を聞いた瞬間、
札へ手が伸びる。
静けさと、畳を払う音——
競技かるたは「畳の上の格闘技」とも呼ばれる、記憶と反射の競技です。この「自分の力で取れた」の一瞬を、うたふだは最初の数分で体験してもらいます。
千年の文化
千年の歌を、次のだれかへ。
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に あはむとぞ思ふ
百人一首は、いまからおよそ八百年前に藤原定家が選んだ、百首のアンソロジーです。
恋、季節、旅——
千年前の人の心が、三十一文字のまま残っています。
うたふだは、この歌たちに「競技」という入口を開いて、日本の文化が次の世代へ手渡されていく場所を作りたいと考えています。
学びの設計
感覚ではなく、根拠のある学びを。
うたふだは、学習科学・認知心理学・習慣化の研究に沿って組んでいます。
想起学習
答えを見る前に、思い出す。記憶は「思い出すとき」にいちばん強くなります。
間隔反復
忘れかけた札から先に戻す。苦手な札ほど、早くもう一度出会えるように。
生成学習
見て覚えるのではなく、自分の手で答えを作る。選ぶ・埋める・書く——生み出した記憶ほど、深く残ります。
習慣設計
1日1首、数分から。連続記録では縛らず、休んだ日のあとも戻りやすく。
AIコーチ
あなたに、合わせる。
出会った歌、選んだ答え、迷った問題。うたふだはあなたの学びをそっと観察して、お稽古で出す問題を組み替えます。
学びの記録は、あなたの練習を支えるためにだけ使います。